3Rへの取り組み
3Rへの取り組み
リチウムイオン電池は、電源として使用する点ではCO2を排出しないエコロジーなアプリケーションです。
しかしながら、そのリチウムイオン電池を作る過程から役割を終えた電源を廃棄するまでのライフサイクルにおいては、様々な環境負荷が掛かっています。
そのような中で、EV用動力電源としての役割を終えたリチウムイオン電池の ”Reuse” を推進する動きが高まっており、当社の開発製品に転用します。
ENAX(エナックス)では、当社が追及する技術をテーマに ”Reuse” に留まらず、ライフサイクル全般に対する責任として、最大限環境負荷を軽減させることにチャレンジします。
Reuse(再利用):
使用済み製品を異なる用途で使用
使用済みリチウムイオン電池の再利用(転用)
EV自動車等のバッテリーは、安全性の観点から、一定の劣化度合いで廃棄となりますが、その劣化度合によっては、他のアプリケーションで再利用が可能です。そのためこのEV自動車等で利用後、劣化し寿命を迎えたバッテリーをリユースとして他のアプリケーションで利用できるスキームを構築中です。
Reduse(減らす):
廃棄を極力減らす取り組み
わたしたちは、電池の長寿命化への取り組みや歩留まり率の改善/対策を日々行っております。
こうした取り組みを続けていくことが廃棄を減らすことに繋がっています。
Recycle(リサイクル):
埋め立て処分でなく材料として再利用
環境配慮設計
わたしたちは、2021年12月に広域認定制度の認定を受けました。
様々なアプリケーションで使用され、最終的に廃棄となる際に、手解体しやすい構造にすることで、リサイクル率を追求し、また電池に使われている材料についても最後の最後までリサイクルしていくことでリサイクルの循環率を高めていく環境配慮設計について取り組んでいます。(ムダの排除)
該当するSDGs
目標:12 持続可能な生産消費形態を確保する 持続可能な消費と生産のパターンを確保する
対象となるSDGsターゲット
12.4 2020年までに、合意された国際的な枠組みに従い、製品ライフサイクルを通じ、環境上適正な化学物質や全ての廃棄物の管理を実現し、人の健康や環境への悪影響を最小化するため、化学物質や廃棄物の大気、水、土壌への放出を大幅に削減する。
目標:17 パートナーシップで目標を達成しよう 持続可能な開発に向けて実施手段を強化し、グローバル・パートナーシップを活性化する
対象となるSDGsターゲット
17.6 科学技術イノベーション(STI)およびこれらへのアクセスに関する南北協力、南南協力および地域的・国際的な三角協力を向上させる。また、国連レベルをはじめとする既存のメカニズム間の調整改善や、全世界的な技術促進メカニズムなどを通じて、相互に合意した条件において知識共有を進める。