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当社で開発したバッテリー製品がご使用済みとなった際は、廃棄/リサイクルを自治体にかわり対応いたします。設計~開発~製造~廃棄/リサイクルの一連のバリューチェーンを確立し、トータルソリューションでお客様にご提案いたします。
本来、産業廃棄物の処理は、地方公共団体ごとに許可を得たうえで行う必要があります。しかし、環境省から「広域認定制度」の認定を受ければ、メーカーは自社の廃棄製品を回収・リサイクルすることができます。電池の開発・サンプル試作から製品化まで、高い技術力とコンサルティングによりお客様のご要望に合ったテーラーメイドのバッテリーを提供するENAXでは2021年12月に広域認定を取得したことにより、お客様のご要望に応じて廃棄の対応も可能になりました。
また、こうした製品の構造や性質を熟知している製造事業者(当社)と松田産業株式会社が廃棄物処理を担うことにより、適正かつ高度な再生処理が実現可能になりました。
広域認定制度が制定された背景には、廃棄物処理やリサイクルに関する新たな概念として「拡大生産者責任(EPR)」が世界的に注目されるようになったことも挙げられます。EPRとは、メーカーや生産者が製品のライフサイクル全体(原材料の選択、製造工程、使用・廃棄)における環境負荷に対して一定の責任を負うという考え方のことを指します。すなわち、製品を処分するフェーズだけでなく、設計や製造段階からリサイクル性を考慮することが重要といえるでしょう。
当社では、お客様へのアフターサービスを充実させるために広域認定を取得し、自社が製造したリチウムイオン電池の回収・運搬を行います。